こんにちは。10月も後半になってきましたね!。
これからどんどん寒くなっていきます。
寒さは、体にとって負担になります。あまりにも負担が増えると様々な症状が出てきます。その中で、冷えてしまうと症状が悪化するのが、神経痛です。
今回は、坐骨神経痛についてお話したいと思います。
坐骨神経痛は臀部から足の裏側にかけて痺れが出たり、立っていても動いても足に痛みが出ていたりします。原因としては、腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・梨状筋症候群等とあります。
この時点でお分かりの方もいらっしゃると思いますが、坐骨神経痛というのは、疾患の名前ではなく、症状の名前なのです。
坐骨神経痛の原因とご自宅で出来るストレッチついて紹介します。
まず腰部脊柱管狭窄症です。腰部脊柱管狭窄症は背骨の中の神経が圧迫されて起きます。圧迫されてしまう原因は、骨の変形や背骨そのものがずれてしまうすべり症があります。これによって背骨に通っている神経が圧迫されて腰部脊柱管狭窄症が起きて、坐骨神経痛の症状が出るのです。
次に腰椎椎間板ヘルニアの原因を説明しましょう。
背骨と背骨をつなぐ椎間板という部分があります。その中にある髄核と呼ばれる部分が何らかの理由で外に飛び出して背骨の中を通る神経を圧迫してしまいます。これにより坐骨神経痛の症状が出てきます。
最後にに梨状筋症候群を説明します。
まず梨状筋というのは、お尻を横切るようについている筋肉のことです。この梨状筋がゴルフや野球など体を捻る動作の多いスポーツや、中腰での草むしりなどの肉体労働、長時間のデスクワークや長距離の運転などによるオーバーユース(使いすぎ)によって、筋肉の柔軟性がなくなると坐骨神経を圧迫します。そして坐骨神経痛の症状が出てきます。
これまでの紹介で坐骨神経痛が治りづらいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自宅で改善できる所もあります。
まず、ストレッチです。ストレッチで固まった筋肉を伸ばしてゆるめ、血行を促し痛みを改善しましょう。
では、坐骨神経痛ストレッチを解説します。
①両膝を立てます。
②片足をもう片方の膝にのせます
③息を吐きながら太ももを引き寄せます。
③の状態を20秒ほどキープして両方交互にやりましょう。
ストレッチはやったからといってすぐ効果は出ませんし、止めてしまうとすぐ元にもどってしまいます。続ける事で効果を感じられます。根気強くやりましょう。
このようにご自宅でも出来る改善方法を根気強くやって頂き、治療と並行していくことで効果を出しやすくなります。
本格的に冬になり、寒さというそれだけで腰の負担となる季節を前に姿勢の改善に興味のある方、将来のリスクが気になる方にご来院いただきたいと思います。
お電話ありがとうございます、
中葛西りゅうせい接骨院でございます。